古代研究〈4〉女房文学から隠者文学へ (新書)
出版社/著者からの内容紹介
中古から中世の和歌に関する表題の論のほかに、「万葉びとの生活」「万葉集のなり立ち」「万葉集研究」「叙景詩の誕生」「相聞の発達」など、古代歌謡についての独自の論を収録。
内容(「BOOK」データベースより)
歌の中から古代人の内生活の諸相を読みとろうとする折口学。
権力の日本人 双調平家物語 I (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
私たちは錯覚の中で歴史を見ているのだろうか。
平家は倒れた。だから悪い?平清盛は悪人?では、どう悪いのだろう。
“日本のルーツ”平安時代に生きる人々は、実はあまりにも、「現代人」だった。院政、摂関政治、女帝、国家……知らないことだらけの歴史を見直してみる。
「諸行無常」で片づけられない日本の歴史。古代の権力世界の住人達から、新しい歴史の広がりを見る縦横無尽の史論。
内容(「BOOK」データベースより)
平家は倒れた。だから悪い?平清盛は悪人?では、どう悪いのだろう。“日本のルーツ”平安時代に生きる人々は、実はあまりにも、「現代人」だった。院政、摂関政治、女帝、国家…知らないことだらけの歴史を見直してみる。「諸行無常」で片づけられない日本の歴史。古代の権力世界の住人達から、新しい歴史の広がりを見る縦横無尽の史論。
英語でよむ万葉集 (新書)
日経BP企画
英語でよむ万葉集
英語を母語としながら、現代日本語文学の作家として活躍する著者が、独自の感性で万葉集の約50首を英訳し、エッセイを加えた。 例えば、「田児の浦ゆ うち出でて見れば 真白にそ…」の歌。「真白に」だけならばpure whiteでいいが、驚きと畏敬がこもった「真白にそ」を表現するため、white, pure whiteと訳した。「あをによし 奈良の京は 咲く花の にほふがことく 今盛りなり」という歌では、「今盛りなり」の訳語に花と同じ語源を持つflourishを選んだ。自然の美しさ、明るさを比喩に、自文化をおおらかに主張する原作の雰囲気を上手に伝えている。 英語で読むことで、万葉集が描き出す雄大で厳かなイメージが、より一層広がるように感じられる。
(日経ビジネス 2005/02/21 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
内容(「BOOK」データベースより)
「万葉集にたどりついたとき、古い日本語というよりも、とても新しい文学に出会ったという不思議な感じがした」英語を母語としながら、日本語作家として現代文学をリードする作家の感性が、英語という鏡に古代日本語の新しい姿を映し出す。全米図書賞を受賞した名訳から選りすぐった約五〇首の対訳に、作家独自のエッセイを付す。
新編日本古典文学全集 (6) 萬葉集 (1) (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、万葉集の読み下し本文を中央に、下段に原文と口語訳とを示し、上段に簡単な注解を加えたものである。
源氏に愛された女たち (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
藤壺、葵の上、紫の上、夕顔…『源氏物語』に登場する多彩な女性たちの魅力と愛を論じながら、現代にも通じる男と女の真情を説き明かす。『源氏』の世界と「愛される理由」がわかる恋愛指南!
内容(「BOOK」データベースより)
永遠の憧れの人「藤壷」、男を容易に受け入れる「夕顔」、プライド高い「葵の上」、嫉妬に苦しむ「六条御息所」、慎ましく控えめな「明石の君」、理想の女に育てられる「紫の上」等、不朽の名作「源氏物語」に登場するヒロインたちの愛のありよう。光源氏と彼をめぐる女たちの「愛する理由」「愛される理由」を、恋愛小説の大家が説く。千年の時を超えて現代によみがえる、男と女の愛の指南書。
古事記 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
『古事記』の撰者は藤原不比等である。この大胆な仮説を裏付けるべく、梅原猛が初めてその現代語訳に挑戦した記念すべき作品。日本語の祖語が保存されているアイヌ語を駆使して、「枕詞」など、従来読み解けなかった難解な文章の意味を明らかにしていく。
内容(「BOOK」データベースより)
『古事記』の撰者は藤原不比等である。稗田阿礼という人物は、藤原不比等以外に考えられない。「原古事記」には柿本人麿もかかわっていたのでは?このような大胆な仮説を裏付けるべく、梅原猛が初めてその『古事記』の現代語訳に挑戦した記念すべき作品。アイヌ語は縄文時代ゆかりの日本語の祖語と考える著者は、アイヌ語を学びなおして、「枕詞」など従来読み解けなかった難解な文章の意味を明らかにしていく。
うつくしきもの 枕草子 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
懐かしい古典が読める!楽しめる!古典絵本
『枕草子』をカルチャースクールで学ぶように、もう一度学び直す、大人のための古典絵本。口ずさみたくなる原文、味わいどころがわかる、清川妙の解説、王朝世界を再現する、おのでらえいこの雅やかな絵。千年の時をこえて、名作がよみがえります。
内容(「BOOK」データベースより)
「春はあけぼの」に始まるけれど「春はあけぼの」に終わらない。ページをめくるたびに、清少納言の見た情景がつぎつぎ広がる。作家清川妙と画家おのでらえいこによる、楽しくて美しい、枕草子。むかし教科書で習った名文19章段を、読み仮名付きで掲載。簡略なあらすじと部分訳で、原文のまま、すらすら読める。清川妙の紙上授業で、作者の心や背景が、深くじっくり味わえる。おのでらえいこの絵で、雅やかな宮廷生活がよみがえる。
女殺油地獄 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
元禄~享保にかけて、上方で一大ブームを巻き起こした近松門左衛門。人形浄瑠璃のみならず歌舞伎の脚本もてがけ、人気作家としてもてはやされた。本書は、数多い近松の作品の中から、「世話もの」を中心にとりあげて、劇作家田中澄江が現代語訳に挑戦した力作。表題作のほか、『心中天の網島』『堀川波鼓』『鑓の権三重帷子』『国性爺合戦』が収録されている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中 澄江
1908年~2001年。東京都に生まれる。東京女子高等師範(現お茶の水女子大学)国文科卒業。聖心女子学院に勤務するかたわら、劇作家をめざす。1934年、『めし』などの作品でブルーリボン賞脚本賞を受賞。その後、戯曲『つづみの女』『がらしあ・細川夫人』、小説『虹は夜』などを発表、NHK朝のテレビ小説『うず潮』などのシナリオもてがけた。登山好きでも知られ、女性の登山の会を主宰。NHK放送文化賞(1962年)、芸術選奨文部大臣賞(1973年)、読売文学賞(1980年)などを受賞、また、1977年には紫綬褒章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
雨月物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
独創的な幻想が綾なすファンタジックな世界―この幻想空間を描いて他の追随をゆるさない上田秋成『雨月物語』。それは、中国白話小説の用字や修辞を巧みに活用し、芸術的香気ただよう文章のうちに、主人公たちとその運命の悲劇的な情念世界をみごとに造形化した。貞女宮木、悪霊磯良、蛇精真女児らの悲しい運命を、作者の夢想的稟質と自覚的な方法が知的で美しい幻想小説に織りなしていく。この『雨月物語』の世界を、読みやすい本文とともに、語釈、現代語訳、さらには鋭角的な評を付しておくる。「訳注日本の古典」シリーズの決定版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上田 秋成
1734‐1809年(享保19‐文化6)。江戸中期の小説家。大坂で生まれ、商家の養子となる。1766年、浮世草子『諸道聴耳世間猿』で世に出るが、国学者・加藤宇万伎、小説家・都賀庭鐘と出会い、1776年、『雨月物語』を刊行する。晩年には、随筆集『胆大小心録』や、小説『春雨物語』を孤独のうちに著した。その作品は、江戸後期の戯作者たちに大きな影響を及ぼした
高田 衛
1930年生まれ。東京都立大学名誉教授
稲田 篤信
1947年生まれ。首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
常用 源氏物語要覧 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、高等学校・短期大学・大学・大学院等で『源氏物語』を勉学する際の必備の書として、また広く一般の『源氏物語』愛読者の座右の書として、『源氏物語』を読解鑑賞する上に必要な知識や資料を、できるだけ分かりやすく簡便な形で収載した。
内容(「MARC」データベースより)
高校、短大、大学などで「源氏物語」を学ぶ際の必備の書。一般の「源氏物語」愛読者にも座右の書として最適。読解鑑賞の上で必要な知識や資料を、できるだけ分かりやすい形で収めた。